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業務連絡

現在、試験湛水(試運転)中です。

お見苦しい点が多々あるとは思いますが、順次改修していく予定ですのでご了承ください。

ダムとは・・・

河川の流水を貯留し、又は取水するため第二十六条第一項の許可を受けて設置するダムで、基礎地盤から堤頂までの高さが十五メートル以上のものをいう。(河川法第44条第1項)

ダムの目的とは・・・

ダムの仕事というと主に「水を貯めている」という事は見てわかりますが、具体的にどのような事をしているか考えたことはあるでしょうか。

主な目的として次の6つが挙げられます。

      • 洪水調節・・・ダムに流れ込む水の一部または全部を貯留し、下流の洪水を防ぐ。
      • 河川環境維持・・・川が枯れそうな場合に水を供給して川の流水を維持する。
      • 灌漑用水・・・農作物を安定して作る為に必要な時期に水を供給する。
      • 上水道用水・・・飲み水として取水される河川の水量を安定させるために必要な水を供給する。
      • 工業用水・・・工場等で様々な用途に利用される水を安定して供給する。
      • 発電・・・高低差や水量を利用して水車を回し、電気を生み出す。

これらの目的のうち、1つの目的のみを有する専用ダムもあれば、2つ以上の目的を有する多目的ダムもあります。

多様なダムの仕事を是非考えてみてはいかがでしょうか。

ダムの魅力とは・・・

1 同じものはない

地盤の強度、川の流量、ダムの目的等によってダムの形は変わってきます。似ているダムでも、よく観察すると少し違うところがあります。

写真を撮って見比べて、間違い探しみたいな事をしてみてはどうでしょうか。

2 放流

放流は、ダムを見に行く上で最大の魅力と言っても良いかもしれません。放流の際に発生する水しぶきは「ダム汁」と呼ばれることもあるそうです。

特に、洪水吐からの放流は頻繁に行われるものではなく、見ることができたらラッキーでしょう。ただし、洪水吐から放流しているという事は、「大雨が降っている」または「大雨が降った後」という場合が多いでので、道中には注意が必要です。

税金の無駄遣い・環境破壊の象徴だと言われるダム、その秘められた魅力を1人でも多く知っていただければ幸いです。