言わずと知れた堤高日本一のアーチダム。
関西電力が社運をかけて建設した発電用ダムですが、空き容量を活用して洪水の貯留を行う事もあるそうです。
基本データ
読み方 |
くろべ |
ダム湖名 |
黒部湖(くろべこ) |
左岸所在地 |
富山県中新川郡立山町大字芦峅寺 |
型式 |
アーチ式コンクリートダム |
着手年/竣工年 |
昭和31年/昭和38年 |
管理事業者 |
関西電力 |
目的 |
P(発電) |
堤高/堤頂長/堤体積 |
186m/492m/1,582,000m3 |
総貯水量 |
199,285,000m3 |
河川 |
黒部川水系黒部川 |
天端の立入 |
可 |
堤体内見学 |
不可 |
ダムカード |
有(Ver.3.0) |
放流設備
非常用洪水吐 |
自由越流10 |
常用洪水吐 |
|
その他 |
ハウエルバンガーバルブ5 |
平成30年9月27日
幼い頃に家族と行った事はありましたが、興味を持って見るとまた違って見えました。
扇沢から関西電力トロリーバスに乗ります。
トロリーバスは法令上「無軌条電車」という事で、電車の仲間になります。
黒部ダム「駅」です。
展望台からは、雄大な黒部ダムの全景を見られます。
少し下に降りてもう1枚。
観光放流は、毎秒10トン以上になる事もあるそうです。
アーチの両側には重力式のウイングがあります。
石碑
殉職者は171名にもなりました。
感謝と決意
黒部ダムカレー
帰りももちろん関電トロバス
関西電力のトロリーバスは今年が最後となります。
制服も翌年から変わってしまうとの事。
令和元年7月15日
この年から電気バスになりました。
曇っていましたが、時々雲の隙間から太陽が出ていました。
虹も見ることができました。
電気バスの並び。
1往復ごとに充電します。
薄っすらと「トロリーバス」の文字が見えます。
帰りに扇沢駅近くの砂防堰堤を見ていきました。
令和2年9月30日
高瀬ダムの見学を終え、帰る前に聖地(個人的見解)を訪れました。
今年も黒部ダムへ。
破砕帯を抜けます。
ここからの眺めは何度見ても良いものです。
建設時のコンクリートバケットとケーブルクレーン。
黒部ダムのあらまし。
右岸側に残るケーブルクレーンの台座跡。
左岸側に残るケーブルクレーンの台座跡。
この日は風が強く、保留された水が舞い上がって天端は雨が降っているようでした。
帰る頃にはかなり寒くなっていました。